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2016年06月10日

女医たちが語る「私が結婚を決めたワケ」&「結婚して良かったこと、予想外だったこと」
~夫は医師の女性医師編~

恋愛弱者と言われてしまいがちな女性医師。生涯未婚率35.9%なんていう笑えない数字もあるほどです。多忙かつ激務、結婚適齢期と研鑽期も見事に一致。「何か大きな力が働いて、女医に結婚させないようにしているんじゃないか・・・」そう疑いたくもなるほどの過酷な状況・・・。でも、だからこそ知りたいのは、そんな障壁だらけの中で結婚に至った女医たちのストーリー! ということで、joy.netパートナーの女性医師たちにセキララに語っていただきました。今回は、夫も医師の女医たちの声をお届けします!

医師夫婦の結婚が早い理由とは――

既婚女性医師は、結婚が早い! 卒業後すぐとか、初期研修中に・・・という回答が目立ちました。

学生時代から付き合いがあり、卒業が近くなったときに、母から将来をどうするのか尋ねられた。正直、その問いが、相手が具体的に結婚を考えるきっかけになったと思う。父からは早すぎると言われるも、国家試験終わってすぐに入籍。医師免許は新しい姓で頂くことができた。式は、10人ほどの身内で済ませた。夫の上司にも、夫経由で後日なんとなく伝わっただけで、特に挨拶はしなかったが、私の医局には、教授などへ挨拶にきてもらった。(産婦人科)

 

学生時代からのお付き合いで研修終了後結婚。先輩からの女医は学生のうちに見つけるか、研修医でみつけるかしないとあとはないと思え、という言葉がずっと引っかかっていました。(皮膚科)

 

学生からのつきあいの相手と、卒業まもなく結婚した。結婚式は職場の上司をほとんど呼ばずに行えて気楽でした。その後の研修先など二人で道筋を決めていくことができた。(科目非開示)

 

学生のときに知り合って付き合い始め、初期研修2年目の入局前に結婚した。入局してからだと教授に数十万包むなどの噂や出席者も上司で埋まり友達が呼べないなど聞いたため。幸い主人も地元の人だったため後期研修をどこにするなど悩まなくても良かった。(泌尿器科)

入局してからだとどうしても発生する「で、医局のどこまで招待する?」問題。この先生を呼ぶなら、同じ立場のあの先生も呼ばねば・・・、妻側の医局関係者と夫側との人数も合わせなきゃ・・・と何のための式だか分からなくなっちゃう始末。ようやく招待客が決まったと思ったら、席次問題勃発で疲労困憊! なーんて事態を避けるには、入局前に結婚というのはやっぱり賢い選択なのかも!?

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一方、入局後に結婚した先生からはこんなコメントが!

入局当初から先輩後輩の間柄での立ち話程度はしていましたので、知り合ってからなら6年のおつきあいです。研修が終わって帰局し、研究班に所属したときの直属の指導医が彼でした。厳しくしごかれるうちにお付き合いに至り、交際半年で結婚しました。研究生活の中で結婚・妊娠・出産でしたから、割に時間的余裕がありましたが、披露宴は医局関係者が大半を占め、同門会のようになりました。(内科)

 

同じ医局同士で結婚。披露宴では、医局関係者席からツッコミやら野次(!?)が飛び交っていました。気取った式じゃなく、親戚や友達にも普段の素の姿を感じてもらえたんじゃないかな・・・とは思います。
一抹の不安はありますが。(外科)

意外と「大変だった!」「気疲れした~」とのコメントは少ない!?「案ずるより産むが易し」ってことなのかもしれません。非医師の出席者も「医師同士の普段のコミュニケーションってこんななのね」って興味深く思えそう! かくいう編集部も友人医師の披露宴で外科系ドクターたちが半裸に近い恰好でイキイキと踊っているのを見て衝撃を受けたことがあります。

家庭内ミニカンファ、家事分担からまさかのモラハラまで!?
医師夫婦だからこそのメリット、デメリット

女性医師の配偶者の7割は男性医師との調査結果もあるほどメジャー(?)な組み合わせの医師夫婦。ハタから見ると「お互いにキャリアも経済力もあって素敵!」と羨望の的ですが、果たして実際のところはどうなのでしょうか。医師夫婦のメリット、デメリットを聞いてみました。

若いうちに子供を産みたかったので、研修医1年目に結婚しました。夫がフルタイムで働くので、私はアルバイトでも生活に困りません。自分の好きなペースで働けるのが嬉しいです。(皮膚科)

 

良かったことは、家事と育児が折半できること。自宅でミニカンファや抄読会(というか、こんな文献読んだって報告)が出来ること。(放射線科)

 

結婚しても子供ができても働きたいことを分かった上で結婚に至っているので、働くことを応援してくれるし育児にも積極的に参加してくれる。お金には困らないので自由にできる。さすがに毎日夜中3時に帰ってたときはいい加減にしてくれと言われた。(泌尿器科)

育児だけに専念しすぎない生活、家でも高め合える関係、経済的な安心・・・どれをとっても大きなメリットで羨ましい! でも、それがマイナスに働いてしまうこともあるようで……

結婚後は、仕事のことが相談できたこと、子供を授かることができたことは良かったです。しかし、私が先に学位を取得したり先に出世の機会に恵まれたことなどがきっかけで、モラハラ、パワハラが始まり、まだ小さい娘を連れて離婚しました……。やはり同業者ゆえのライバル意識もあったのかなと思います。(精神科)

 

主人は外科で多忙だったため、育児はほぼ私。非常勤で働いてはいたものの、学会だ、論文だ、手術だと忙しく動き回る主人に「なんで私だけがキャリアをセーブしなければならないんだろう」とうらめしく思ったこともしょっちゅう。夫婦の会話の中で「お前、これも知らないの?」と知識のアップデータ不足を笑われたときは、爆発しそうでした。お互い納得の上での役割分担をしていても、やはり複雑な気持ちにはなるのは事実です。(内科)

 

良かったこと。子ども二人に恵まれたこと。夫婦で家業を継いで、親を安心させてやれていること。私の趣味(音楽鑑賞、美術館、ピアノ、バイオリン、編み物)は尊重してくれているので、練習していてもうるさがられたことはなく、感謝しています。 「こんなはずじゃ‥」の方が多いことに今、気付いてびっくりしています。自分のために使える時間なんて、ほとんど無いです。仕事時間が一番リラックスできてると思うほどです。掃除洗濯炊事、町内会、PTA、参観日、子どもの世話、勉強を見てやらなくちゃだし、本も読んでやりたいし。夫は何もせず、文句だけ一丁前です。家事はほとんど私がしている上に、やっと仕事が終わった11時過ぎなんかに「腰揉んで」「肩揉んで」と、ずっとゴロゴロしてた人に言われるとムカッとします。私のを先ず揉まんかい!!(内科)

夫婦間のモラハラ・パワハラとは・・・・・・衝撃です。自尊心も高い(と思われる)男性医師ですから、プライドに傷がついてしまった際は、確かにややこしいことになりそう。プライド高い男子には“従順なようにふるまって、実は手の平の上で転がす”というのが良いとはいわれますが、多忙な女性医師、そんなしち面倒くさいコミュニケーションを取るのもなかなか難しいってのが本音。お互いを尊重し合える関係性がベストだとはわかっちゃいるけど、なかなかそうもやってられないんだってば!!と思っていたら、こんな素敵なコメントも!

私が研修医として勤務してた病院(日本)に、アメリカ海軍の医師であった夫が見学に来たのがきっかけです。夫のアメリカへの帰国の時期と、私がサブスペシャリティーの分野の勉強のため勤務先変更を考えていた時期と重なりました。後々、中途半端な時期に結婚し渡米するよりは、切りの良い時期に辞職しようと思い、結婚を決めました。
渡米後数年は、専業主婦をしておりました。医学部の同級生が活躍するのを見聞きするのは、少し辛かったです。後に色々あり、医療分野へ戻ることになりましたが、夫の助けがなければアメリカで、競争の激しい救急医療の研修プログラムに入ることはできなかったと思います。結婚とは自分と全く違った環境で育った人と生活することですから、違った視点で物を見ること、お互いの意見を尊重することを何気ない日常の中で学ぶ良い機会だと思います。幸い、根本的には似たような価値観の人と結婚したので、自分と一緒にいてくれる夫の存在があるという心の支えがあり、周囲に流されずにいることができます。(救急科)

「違った視点で物を見ること、お互いの意見を尊重することを何気ない日常の中で学ぶ良い機会」との言葉、ハッとさせられますね。お互い頭も切れ、多忙な医師同士。気付けば「私は」「俺は」と自己主張の応酬になってしまうと結婚生活も荒んだものになってしまうのかも。とはいえ、自分だけが相手を理解しようとしているだけじゃ不公平感もあり・・・・・・なかなか難しい。ただ1つ言えるのは、医師同士の結婚だからこそ「一緒に苦労してくれる人」がベストパートナーであることは間違いなさそうです。
次回は、医師以外の男性と結婚した“女医の中ではマイナー派”の声をお届けします。

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