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2016年01月14日

女性医師たちの離婚パターン
彼女たちが考える理想の夫像とはーー

『3分の1の法則は本当か? 女性医師たちの離婚事情』でも触れたように、女性医師の3分の1が離婚するというジンクスがある。今回は、その3分の1になった人たちのリアルな離婚事情を詳しく聞かせてもらった。

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パターン1:大学卒業後すぐに結婚

「大学卒業後すぐに結婚した人に多い。働きだしてから価値観が変わるし、専門医を取るまでは必死で相手を思いやる余裕もないのでは…」

勤務する科が決定する前、研修医が終わるころに結婚してしまえば、結婚式に教授を招待して盛大にやらずにすむ、勤務地が遠距離になる前に籍だけ入れてしまう、結婚の準備ができる今のうちに終えてしまう、など、合理的といえば合理的。ただ、実際の結婚生活は思った以上に激務で、理想の結婚生活とは程遠かった…というパターン。

 

パターン2:夫との価値観の相違・トラブル

「同業の夫より私が先に学位を取得できることになり、その不満をぶつけられた。モラハラが続き、子どもを連れて離婚した」

 

「大病院の跡継ぎと結婚するも、親の干渉が多すぎて離婚」

 

「相手の実家が立派な家で、そのプレッシャーや姑からの圧力に耐えられなくなった」

同業の夫の場合、お互いの仕事を理解し合える反面、ある意味ライバルでもある。どちらが優秀か、どちらが先に上へ行くかで差が歴然と出てくる場合、それが理由で離婚に至るケースも少なくない。

パターン3:夫の浮気

夫が医師の場合、これが意外と(?)モテるらしい。夫が医師でなくても、休みなく働く妻の性分を利用して…など、夫の浮気が原因で離婚する例もまためずらしくはない。

「子どもが生まれ、夫に育休をすすめたところ、実家に子どもを預けて不倫していたことが発覚。即別居、裁判後に離婚が成立した」

 

「事情は人それぞれですが、医師である夫の浮気が多い気がします」

ではどんな夫なら離婚せずにすむのか。理想の夫像を聞いてみた。

「がむしゃらに働いても文句を言わない。(放射線科)」

 

「女性医師に負けないよう、自分の仕事に誇りを持って頑張ってほしい。収入で負けることは仕方がないことと割り切って、その分別のことで貢献できるよう考えてほしい。それだけです。(産婦人科)」

 

「自分より稼いでいても卑屈にならないこと。自分の時間を楽しめること。妻の活躍を一緒に喜べること。家事などを含め生活能力があること(緩和ケア)」

 

「家事や育児を全くしないのはもっての他で、“協力している”というスタンスもNG。自然に、夫婦で手の空いている方が行うことができる気遣いが必要」(放射線科)

やはり男性の中には、妻たる女性はこうあるべきという昭和な感覚は根強く残っている。本人にその意識がなくても、例えばわが夫も、家族で出かけて帰ってくると、次のことを考えず、まずソファーに座ってくつろぐ。食事が食卓に揃ってから席に着く。子どもが持って帰ってくる書類に目を通したことはない。たまの授業参観には参加しても、宿題をみたことは一度もない。植木に水をやったことはない。言い出したらきりがない…(笑)。男性は「得意な方がやればいい」と優しい顔で言うが、得意なことが少なすぎる。「時間がある方がやればいい」と言うが、そもそも家事育児に積極的に時間を費やそうというモチベーションがない。こんなことでは女性医師と生活を共にするなんて無理な話だ。

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「家事育児の外注(お手伝いさん、ベビーシッター)を受け入れること。外で男性並みに働いて稼ぎ、その上で家事育児から夫のお世話までこなすなんて無理です。何よりもまず、自分のことは自分でやってください」(小児科)

 

「女性医師に家庭的なことを求めないこと」(精神科)

女性医師は、「医師」という役割を全力で果たそうとしている。「妻」「母」という顔が増えたとしても、そこはブレない人が多いし、だからこそ医師として成長を続けられる。実際は家事ができないわけではないが、もう「家事はできない」と思ってくれていい。そこはお金で解決できる方法があるなら利用しない手はない。

ある起業家女性に、ワークライフバランスについて取材したことがある。「仕事においては自分に変わる人はいない。家事の8割はアウトソースしている。」という話だった。

自分でやるのは、休日の食事(実は彼女はとても料理が得意)と、書斎の整理、こだわっている日用品の買い物のみ。帰宅したら家の掃除(部屋によって掃除サイクルを決めている)はもちろん、洗濯物が指示通りに畳まれ、食事は温めるだけの状態でおいてある。寝室はベッドメイキングまで完了。家事に時間を割かない分、子どもと過ごす時間は濃密で、毎晩10冊くらい、子どもが飽きるまで読み聞かせをしている、家庭でのストレスはまったくない、という話に目から鱗だった。そしてベラボウに高い金額ではなかったのがまた驚き。

おそらく、そのような事例は、女性の間ではどんどんシェアされるが、男性が見聞きすることは少ないだろう。女性医師がパートナーと良い関係を築き、仕事に十分に集中できる1つの手段として、もっと広がっていくとよいと思う。そしてそれを当たり前に受け入れられる理想の夫が、これから増えることを願う。

下記より「女性医師の離婚についてのアンケート」にもご協力ください。
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■文・ふるたゆうこ

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