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2016年01月06日

脳外科医デザイナー・Dr.まあやの
奇想天外、最新コレクション

七色ヘア&カラフルファッションで、強烈な脳内インパクトを与える注目の脳外科医デザイナー、Dr.まあや。昨年12月に東京・原宿で個展を開催し、新作を発表しました。花柄嫌いから生まれた、“皮下内臓脂肪CT模様”のワンピースや、当直の合間をぬって仕上げた色とりどりのグルーガン作品など、脳外科医らしく緻密で躍動感あふれる、最新ワークスをお楽しみください。

デザイナーデビュー後、2回目の作品展、
『カラフルデブの修練』の世界へ。

 アパレル企業が多い原宿エリアの静かな裏通りのギャラリーで、2015年12月17日~20日に開催された個展『カラフルデブの修練』。13体のトルソーにDr.まあやのあふれるアイデアが、圧倒的な熱量となって表現されていた。

~CT画像テキスタイル~

 

↑「皮下脂肪内臓脂肪測定CT」画像をプリントしたテキスタイルでワンピースを制作。CTの色に合わせてスカート部分は黄緑×青のストライプにしメリハリのある作品に。ノースリーブ、やわらかなフレンチスリーブなど袖口によって違った表情が生み出されている。

←今回使用したのはDr.まあやが75kgのとき(現在は100kg超)の皮下脂肪内臓脂肪のCT画像。紫の部分が皮下脂肪で緑の部分が内臓脂肪。離れて見ると花柄のように思えるこの作品は、人体の神秘の美しさをあらためて感じることができる。

 

~グルーガンが服になるとき~

 

↑毎週末勤務している北海道・釧路の病院の当直室で、勤務の合間に夜な夜な手を動かし、作り上げた作品。繊細なオーガンジーの生地に色とりどりの樹脂をハートやマルなどの形にデザインしていく。平面としての表現だけでなく紐に樹脂をほどこすことで、動きのあるニュアンスを作り出している。制作期間は約2ケ月。

↑グルーガンで緻密に色を重ねながら制作した新作は、大小サイズの違うマルを合わせたトップスと、流れるような紐状のスカートが表情豊かな1着。毛糸の帽子は、既存のニット帽に刺繍をした作品(2013年)。

 

↑民族衣装を思わせる色使い、今にも動き出しそうな躍動感ある模様を限られたスペースにぎゅっと閉じ込めたスニーカー。「当直中に製作したものです。グルーガンで自由に色づけできるぶん、傾きによってすぐに流れてしまったり、細かい模様付けをするのが難しかったりと、一筋縄にはいきませんでしたが、丁寧に色をのせてました。女性用、男性用それぞれ、販売ができるように現在検討中です」(Dr.まあや)

~必要のない立体造形と飾り~

↑ワンピースに凸凹を作り、その上にアクセサリーやフィギュアを乗せた作品『不必要な立体と飾り』。「洋服を着たときにアクセサリーが洋服に飾れたら、便利で楽しい」と思って生まれたもの。特徴的な凸凹を表現するにあたっては、「とにかく、パターンを引くのが大変でした。裁断も正確に行わないとうまくいかない。生地を縫い合わせる際も、ずれないように慎重に慎重に進めていった」という。

 ↑アクセサリーがないバージョンの『必要のない立体感のある洋服』。服にデザインされたキューブ部分がなんとも愛きょうがあり、わくわくと心躍る。目が覚めるような鮮やかなカラーが生命力を感じるインパクト。「“好きな色はなんですか?”と聞かれるのがすごく困るんです。色は数種類が組合わさることで面白くなるもの」という、Dr.まあやの豊かな色彩感覚がありのままに表現されている。

↑Dr.まあやが愛してやまない『コップのフチ子』さんを『必要のない立体感のある洋服』にあしらった。フィギュアをデザインの中に取り込み3D化した作品。

↑「今回は、私が“フチ子さん好き”ということで、人形を利用しましたが、ちょっとしたネックレスやヤリングなどのアクセサリーをぶら下げてみるのが面白いのではないか、と思っています」(Dr.まあや)。

~『カラフルデブの修練』を振り返って~ Dr.まあや
今回の個展は、2014年から引き続き制作したグルーガンを用いた作品と、新たに「洋服」「ファッション」というものをより意識して制作した立体的な作品の2種類となりました。グルーガンの作品は、少しアート作品に近いのかもしれません。あまり実用的ではないかもしれませんが、グルーガンで彩られた発色、立体感がいままでの洋服にはないもの、と思っており、まだまだ実験を続けたいと思っております。新たにチャレンジした「必要のない立体感のある洋服」と「アクセサリーを纏う洋服」は、今回のタイトルにある「修練」という言葉の、大きな由来でもあります。発想や技術の向上させるため出来上がった作品で、その修練の過程を見ていただいている状態です。私の作品は、「女性らしさ」や「スタイルをよく」といったことは、もはやどうでもよく、常に私がこだわっている「面白い」というところを追求している結果、出来上がったものなのです。

Dr.まあやオリジナルグッズをプレゼント! 

 Dr.まあやモチーフのファイル、マスコットを、抽選で7名様にプレゼントいたします。下記の応募フォームから必要事項を明記のうえ、メールにてご応募ください。福を呼ぶ(!?)Dr.まあやグッズを身近に置いて、実り多き2016年を。

<CT画像ファイル> 3名様


<「当直です」ファイル> 3名様

<マスコット> 1名様


(サイズ:高さ11cm×幅7cm)

◆応募方法/応募フォームからご応募ください。
◆締め切り/2016年1月31日(日)
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

Dr.まあや(折居麻綾先生)

1975年東京生まれ、岩手育ち。岩手医科大学卒業後、慶應義塾大学病院で研修を終え脳神経外科に入局。2010年にかねてから夢だったファッションデザイナーの道に挑戦しようと日本外国語専門学校海外芸術大学留学科に入学する。翌年にはロンドンのセントラル セント マーチン カレッジ オブ アート アンド デザインに約2年間留学しファッションデザインの基礎を学ぶ。帰国後は事務所『Dr.まあやデザイン研究所』を設立しアーティスト活動をスタート。現在は作品制作と脳外科医を両立しながら、二つの異なる世界を謳歌している。

 


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逸ノ城関の活躍を支える、おかみとして、医師として。
「力士たちの十人十色の人生に出会えるのが醍醐味です」