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2016年02月17日

女医たちが”選ぶ/選ばない”アンチエイジング法とは?
――女性医師たちのエイジングケア事情②

女医たちのエイジングケア事情に迫る連載2回目。前回「女医が老化を感じるとき」では、多忙で不規則な女医たちの「私、こんなに老けちゃって…」の嘆きが大集結。ため息が出ると同時に、妙な連帯意識も湧きました。では、衰えを感じながらもハードワークを続けている女医たちが、エイジングケアのためにしていることとは何か? アンケートの声から迫ります。

医者の不養生も現実な中
多忙な女医たちがエイジングケアのために意識していること

「バランスの良い食事と運動を」と患者さんにはアドバイスしながらも、自分自身はその多忙さゆえなかなか実行できない女性医師たち。そんな矛盾っぷりへ自責の言葉が多数寄せられつつも、なんとか工夫をこらそうとする姿がうかがえました。限られた時間とパワーの中で意識していること。多く寄せられたのは「ビタミン」と「良質なタンパク質」の摂取でした。

「美容皮膚科の先生の意見を聞いて以来、ビタミンCを摂るようにしています。食品から摂取する方が良いとは思いますがデラキシー配合顆粒を飲んでいます。(精神科、東京)」


「ビタミン剤を内服しています(放射線科、東京)」

 

「マルチビタミン剤を1日1粒(内科、東京)」

 

「ビタミンE、ビタミンC、トラネキサム酸を飲んでいる。(皮膚科、愛知)」

サプリメントには懐疑的な先生もそうでない先生もいらっしゃるようでしたが、「コラーゲンは内服しても分解されるだけなのであまり意味はないが、ビタミンは意味がある」との指摘が多かったのが印象的でした。

「良質なたんぱく質として、大豆、鮭を食べるようにしている。(放射線科)」

 

「筋肉は何歳からでも鍛えられ、成長ホルモンも出る(内科、山口)」

といった指摘も多く寄せられ、筋肉をつけるために良質なタンパク質摂取を意識している様子がうかがえました。また、大豆をあげる先生が多かったのも特徴的。タンパク質はもちろん、イソフラボンの効果も期待してとのこととか。この他にも医師ならではの栄養素を意識した工夫がたくさん。

「お肌は保湿をしっかり。定期的にピーリングをして、角質ケア。週1の加圧トレーニングで成長ホルモンの分泌を促進。和食中心バランスのとれた食事。良質なタンパク質を意識的に。脂溶性ビタミンはオメガ3と一緒に摂取。血液クレンジング。パートナーとのスキンシップ。全て、エイジングケアのためです。(形成外科)」

意識高い! そして、やはり「ビタミン」「良質なタンパク質」「成長ホルモン」とのキーワードが見られます。オメガ3についてはこんな先生も。

「オメガ3とイソフラボンの摂取のために毎日納豆にアマニ油をかけて食べています。(皮膚科、愛知)」

皮膚科の先生が取り組まれていると思うと、今すぐにでもスーパーに買いに走りたくなります。
抗酸化作用に期待した取り組みも多く見られました。

「リコピンを取るためにトマトを(内科、大阪)」


「コエンザイムQ10 年齢とともに低下して自己生産できないから。(産婦人科、福岡)」


「ルイボスティー。抗酸化作用に期待して。(小児科、大阪)」

みなさん、いろいろな方法で活性酸素を抑える工夫をされているようです。

「同僚の皮膚科の先生にアドバイスされて、脱毛予防に亜鉛サプリを摂っています。(リウマチ科、福岡)」


「赤ワインをポリフェノール摂取という言い訳のもとに飲んでいます。(小児科、大阪)」

赤ワインのエクスキューズ、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。ポリフェノール効果とカロリーの天秤、究極の選択ですよね。 

世に溢れるエイジングケア
女性医師たちのツッコミも容認も千差万別!?

こうしてみてくると、エイジングケアの方法は女性医師たちとはいえ千差万別。「これはいい!」と意識する栄養素は共通していても、その摂取方法は様々のようです。では、反対に「これは違う!」と思うエイジングケアについてはどうなのでしょうか? 最も多いのはコラーゲンの経口摂取についてのツッコミでした。

「コラーゲンは経口摂取してもアミノ酸になるだけでコラーゲンにはならない。(呼吸器内科)」


「コラーゲンをとっても分解されるため、直接お肌のコラーゲンとはならない。(内科、東京)」

 

「月並みですが、コラーゲンは経口摂取しても、吸収される頃にはアミノ酸に分解されてるだけなんでは。(リウマチ科、福岡)

経口摂取だけでなく、化粧品として肌に塗ることについても「真皮の奥までは入っていきません。そんなに分子量の小さいものではないと思います。(総合診療科、東京)」とピシャリ。その一方で「コラーゲンやプラセンタの経口摂取って、確かになんとなくいいんですよね(形成外科)」という声もあり、完全に意味がないとも言えなさそう。ハリや弾力、うるおいのモトというコラーゲン。一体、どうやってとればよいのでしょうか……。

他にもヒアルロン酸の経口摂取や塗布、プラセンタ注射などツッコミがありました。「酸素バーは、体内に活性酸素を増やす点で結果的にマイナスなのでは(皮膚科、東京)」なんて指摘も。

女性医師たちの考える
サプリメントとの付き合い方

栄養バランスと適度な運動、そして規則正しい生活。健康のためにはそれが一番とはいえ、「それができりゃ苦労しないよ!」と思わず憤ってもしまうのも事実。そうなると、サプリメントで不足を補うという選択肢もありますが、これについて女性医師たちはどんな意見を持っているのでしょうか。

「ビタミンは効果あると思う。コラーゲン再生を促すので。(放射線科、東京)」


「食べ物で摂取できないビタミン類をサプリで補うのはよいことだと思います。(内科、東京)」

ビタミン類の摂取については、効果を認める声が多数寄せられました。「サプリメントに過度の期待はしないこと。私自身はビタミンEは飲んでいる。(皮膚科、愛知)」とご自身でも摂取されている先生も。こちらの先生の指摘される「過度の期待はしないこと」同様のご意見は多くいただいており……

「ほどほどのことなら、よいと思います。実際、自分もしています。(産婦人科、福岡)」


「食事で補えない成分を摂取するにはサプリはいいと思いますが、必要以上の効果は期待しないほうがいいのではないでしょうか。(麻酔科)」

 

「体内動態的に本当はどうなのか疑問は残りますが、支持している先生がいるので、またデメリットがあまりないためやりたい人はやれば良いと思います。(精神科、東京)」

あくまで補助的な利用として捉えるのが良さそうです。また、直接の効果だけでなくメンタル面の効果をあげられる先生も。

「過剰摂取でなければいいのでは。プラセボ効果も期待できるし。(飲んだら元気が出る気がするとか)(内科、静岡)」


「飲んで心が満たされ、ポジティブな気持ちになればエイジングケアにもなるんだと思います。(総合内科)」

一方で、粗悪品への警鐘も抜かりありません。

「(サプリメントを)否定はしません。元気の素になるのでは良いのでは? ただし粗悪品は肝機能を悪くする恐れはあると思います。(内科、群馬)」


「(サプリメント接種は)よいと思います。ただし、安いサプリメントは添加物が多くて、かえって身体に酸化ストレスを与えてしまうので要注意です。(形成外科)」

肝機能への悪影響に酸化ストレス! 安易な気持ちで粗悪品に手を出すのではなく、質にこだわった選択眼が求められそうです。

「サプリメントは含有量が良くても吸収率が悪かったりします。(内科、大阪)」

とあるように、含まれる栄養素とその量だけでなく、吸収率までこだわって質を精査することが重要なようです。

「老化は生理現象(放射線科)」「不可逆的な生理反応だから仕方ない(総合内科)」とのごもっともな意見もいただきつつも、やっぱり気になるエイジングケア。「皺はたくさん笑ってきた幸せの証拠」とかハートウォーミングなこと言われても、「そっかー、誇らなきゃ、皺!」とは思えないのもこれまた事実。

「20歳を基準にしてはいけませんよ。昨年に比べて…、と考えてくださいね。(内科、大阪)」との指摘もあるように、不自然な美魔女でなく、年齢相応の若々しさを謳歌したいですね!

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