88784946 7138 48bc 84a0 e35ed7316bc0医療トピックス
2016年04月20日

白衣、スクラブの新時代が到来!
動きやすい、シルエットがきれい、カラフル
徹底的なマーケ力で飛躍するワコールHIコレクション。

「女医たちのウエア事情Part1」のアンケートで、人気ブランド1位に輝いたワコールHIコレクション。「細身のデザインがいい」「着やせ効果のあるスクラブをよく着ている」といった感想があげられ、女性ドクターの間でもファンが多いようです。そこで、ワコールHIコレクションを手掛けるフォーク株式会社のデザイナー・下北裕樹さんに、ブランド誕生秘話、デザインの裏側、今後の展開について伺いました。

女性の体を知り尽くした
ワコールの研究、データをもとに開発。

――ブランドはいつ、どのように誕生したのですか?

 ワコールHIコレクションは2007年に弊社とワコールさんとの共同で開発して生まれたブランドです。きっかけは京都にある産婦人科医院を開業するにあたって、内装やウエアを患者目線に立ったコンサルティングをワコールさんが手掛けており、そこでウエア制作をする際、弊社にお声がけいただいたんです。私たちフォークは1903年創業のユニフォームメーカーですが、メディカルウエアに関しては経験が少なかったので新たな挑戦でもありました。

 ――白衣を作るにあたって、何を一番重視されたんですか?

 一番は「動きやすさ」ですね。企画段階で病院のみなさんの作業を観察したところ、例えば看護師さんは点滴をセットしたりストレッチャーの上げ下げをしたりとか腕の上下運動が多かったことに気づきました。

スムーズに動けるようにワコールのノウハウである「皮膚伸展基準線」を設け背中の肩から肩甲骨にかけての伸縮性をより高めていったんです。試作品を看護師さんたちに着てもらって、意見をいただきながら製品化していきました。バックサイドの作りは、ワコールHIコレクションの全アイテムに共通しています。

――女性医師の間ではシルエットの美しさも評判です。

 それまで女性の先生方が着ていたドクターズコートはロング丈で男女兼用のユニセックスタイプが主流でした。そこでワコールの人間科学研究所のお力を借りることにしたんです。人間科学研究所は10代後半から60代の女性を中心に毎年約1000人の体を計測し、美しさや健康に関しての分析、研究をしています。そのデータを参考にしながら女性がきれいに見えるシルエットを追及して生まれたのが、ワコールHIコレクションのレディスコートです。ウエストの位置を高めにして独自の立体的なパターンが完成しました。最近はロングよりも膝上丈で七分袖のアクティブに動けるタイプが人気です。
↑レディスコートHI402はフィット感がありながらもストレッチ素材なので長時間でもストレスなく着ることができる。

現場の声をもとに生まれた
機能性、色のチカラ。

――ブランド立ち上げ当初から白衣だけでなくスクラブにも力を入れていました。

 実をいうと、テレビドラマが火付け役でもありました。その頃、国内外の医療ドラマや番組で、主人公のドクターたちはみんなスクラブ姿。「見た目がかっこいい」「これを着て仕事をしたい」という要望が増えてきたなか、当時、スクラブを手掛けている国内メーカーは少なかったので、私たちにとってはチャンスでした。スクラブに力を入れていくなかで、あるとき、弊社の営業マンが病院で「せっかく髪をセットして化粧をしてきても、スクラブを被ると崩れるのでウンザリしちゃう」という声を聞いたんです。さっそく下から履くタイプのスクラブを開発し、喜んでいただけたのはうれしかったですね。

また、歯科の女性医師と開発したスクラブもあります。先生から「治療中に患者さんの唾液や血液が飛んで白衣につくことが多く、時間がたつと血液が茶色になってしまうので、目立たなない赤系とかベージュ系の色があるといい」という意見をいただき、バイカラーのスクラブが誕生しました。そのときファッション界でも2色使いのバイカラーが流行っていたので、トレンドが反映されていたこともヒットの要因だったと思います。

↑女性医師と開発したHI701オークル×リリスピンク。

――スクラブを取り入れる病院は増えてきたのでしょうか?

 10年前と比べると確実に増えています。病院がメディカルウエアを選ぶ際に、着る側の視点だけでなく患者さんのことを考える傾向が強くなってきました。患者さんのなかには白衣症候群というような、白衣姿のドクターを目の前にすると緊張して血圧が上がってしまう方がいらっしゃるといいます。緊張を和らげリラックスしてもらえるように、明るい色のスクラブを採用する医療機関が多くなってきたのはうれしいことです。数年前は服装の自由度が高いクリニックが主流でしたが、最近は「襟付きの白衣以外はNG」と厳しかった国立病院でも、うちのスクラブを着ていただいたりしています。また、慢性期病院で長期入院している患者さんは曜日の感覚が薄らいでくることがあるので、水曜日は青、日曜日は黄色といったように、曜日で色を決めている病院もありましたね。
――チームで揃えると士気が上がります。

そうなんです。医師、看護師、理学療法たちが同じデザインや色で揃えることで、チーム医療の一体感が出てきます。上級医の先生は黒や紺などの濃い色、研修医の先生は黄緑やオレンジなど明るい色とキャリアに合わせて、色でランク付けしている病院もありましたね。デザインに関していうと、より女性の方たちに楽しんで着ていただきたくて、首回りの裏地を花柄やヒョウ柄にしました。ハンガーにかけたときや畳んだときにチラッと見えると、気分が明るく元気になるというお声をいただいています。
――今後、スクラブの需要はより増えていくのでしょうか。

そうだと思います。アメリカでは白衣よりもスクラブを着ているドクターが多い印象です。スクラブを着たままスターバックスでコーヒーを飲んでいる方をたびたび見かけることがありました。また、ある総合病院から「介護施設の介護士さんのユニフォームをポロシャツではなくもう少ししっかりしたウエアが欲しい」というご要望をいただきました。そこで、スクラブの進化形である<ジップスクラブシリーズ>が誕生したんです。介護作業は運動量が多く汗をかくため、脇と背中に吸水性が高いニット素材を採用しました。たとえ汗をかいてもニットが濃い色なので目立ちません。いっけん、タイトに見えるフォルムですが、動きやすく機能性に優れたウエアになりました。今後も医療の広い分野で、色の楽しさ、機能性、シルエットの美しさの3拍子揃ったウエアをみなさんに届けていきたいと思っています。

↑汗をかきやすい脇や背中がニット素材になったシップスクラブ7037SCチェリーピンク×バーガンディ。

ワコールHIコレクションのスクラブを
抽選で5名の方にプレゼント!

◆応募方法/応募フォームから、必要事項を明記してご応募ください。
◆締め切り/応募は締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 応募の際はH700~H704の5種類型から下記のリンク先公式ホームページを参考にご希望のサイズ、色をお選びください。
<型番>
HI700
HI701
HI702
HI703
HI704


↑左・HI703ピンクリリスピンク×オークル、右・HI704グランディス

      応募フォーム

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