6917f5a4 363b 4857 a11d a32043120c9a連載・コラム
2016年07月29日

【新連載】joy and ……
~女医、そして、もうひとりの私~
File 1 糖尿病専門医 原田文子

夢を抱いて走り続けていれば、道は枝葉のように広がり、
世界が輝きはじめる――。

連載「joy and……~女医、そしてもうひとりの私~」では今に安住することなく、プラスアルファの挑戦をしている女性医師たちの素顔を写真で紹介します。前を見続けること、困難から逃げないこと、あきらめないこと、誰かを大事にすること、人生を楽しむこと、自分を信じること……。

内なる光を放つ、女医たちの真の美しさを切り取ります。

 Dr.Ayako Harada   

File1 内科医、糖尿病専門医 原田文子

 【Profile】
帝京大学医学部卒業後、大阪大学内分泌・代謝内科医局入局。大学病院と関連病院に勤務後、大学院に進学。糖尿病専門医となる。2009年に35歳で結婚後、遠距離結婚を経て夫の地元である群馬県に転居し、現在は安中市の本多病院などで診察に当たる。社会福祉士の夫、1男2女の子ども、義母との6人暮らし。

「5年間で3人の子どもを授かり、産休と育児に追われながらキャリア形成に悩んだことも。けれど周囲に思い切って助けを求めたことで、道が拓けました。自分が受けた恩を、社会貢献を通してお返しできれば。今後は、より地域に根ざした医療に携わりたいと考えています」

 もうひとりの私
「患者さんがワクワクする診療所を計画中」

「いま、内科と小児科の小さな診療所を開業するべく奮闘中です。場所は群馬県の安中市。結婚して移り住んだ第二の故郷であり、子どもたちもこれからずっとお世話になるこの場所で、地域に根ざした診療所を作りたいと考えています。

これまで糖尿病専門医として治療に当たるなかで実感したのは、病院はいかに楽しく、長く通ってもらうかが大切なのだ、ということ。無機質な診察室で食事制限のことばかり言われて、では患者さんも行きたくなくなってしまいます。もっと気軽に、楽しく来てもらえる場であれば、とずっと思ってきました。それを、今度の診療所では形にするつもりです。

例えば内装も、診察台のシーツや看護師のスクラブも温かな色合いに。小児科も併設するので、待合室には子どもが好きなガチャガチャを置こうかな? そうそう、一画には患者さんが健やかでいられるように私が毎日お祈りできる、神棚というか小さな神社も作りたいと思っています。ゆくゆくは足湯も……と、夢は広がる一方ですが(笑)、子どもからお年寄りまで、誰が来ても楽しい診療所にしたいんです。患者さんとあだ名で呼び合う。そんな“町の寄り合い”みたいな場でありたいです」

 ■文/新田草子 写真/寺澤太郎

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