B1c7ee86 7cc8 4456 9ca8 554eda862617連載・コラム
2016年08月24日

joy and ……
~女医、そして、もうひとりの私~
File2 ペインクリニック医 倉持智子

夢を抱いて走り続けていれば、道は枝葉のように広がり、
世界が輝きはじめる――。

連載「joy and……~女医、そしてもうひとりの私~」では今に安住することなく、プラスアルファの挑戦をしている女性医師たちの素顔を写真で紹介します。前を見続けること、困難から逃げないこと、あきらめないこと、誰かを大事にすること、人生を楽しむこと、自分を信じること……。

内なる光を放つ、女医たちの真の美しさを切り取ります。

 Dr.Ayako Harada

 File2 ペインクリニック医 倉持智子

プロフィール
横浜市立大学卒業。日本麻酔科学会麻酔科専門医、インフェクション・コントロールドクター。日本内科学会、日本ペインクリニック学会会員。現在、栃木県宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器科内科クリニックにて、ペインクリニック科医師として勤務。0歳と2歳児のママでもあり、現在、医師業と子育てを両立させるべく奮闘中。

「例えば帯状疱疹後の神経痛や慢性腰痛など、体のあらゆる痛みに関して、皮膚科や整形外科などと連携して診療に当たります。温存療法や長期での治療中だけれど、痛みを今すぐ何とかしたい、という患者さんの悩みに応えるのが、私の仕事です」

もうひとりの私
「ママのための産後ケアサイトを運営」


「2014年に第1子を、そして昨年第2子を出産して、痛感したことがありました。それが、“産後の悩みを相談できる先がない”ということ。体には次々と予測不能なことが起きるし、子どもの健康も心配。けれど病気じゃないから、産婦人科には相談できず、結局ネットの情報に頼ることになりがちです。お母さんって、妊娠中は手厚くケアされるのに、赤ちゃんが生まれたとたんに放り出されてしまう。誰でもとまどうし、ちょっと寂しいですよね(笑)。

こうした状況を変えたい。そう思い立って、この夏、“女医による産後ケアのサイト”を、同じ志を持つ友人の女性小児科医とともに立ち上げました。ペインクリニック医である私が骨盤ケア、腱鞘炎・慢性腰痛など痛みへの対処法などママ側の体調管理に関わることを、授乳関連の専門資格をもつ友人医師が授乳や児の発育の悩みについて、と分担し、さまざまな情報をコラムで提供しています。また、ネットに溢れている情報との付き合い方をアドバイスしたり、ママたちの悩みにオンラインで応えていく場も設けています。

こうした活動が一般のお母さんたちの知識のボトムアップにつながることが、何よりの願いです。正しい情報を持っていれば不安は減らせるし、あやしい情報に振り回されることもなくなります。忙しいママたちが24時間覗けて安心できる、“駆け込みサロン”のような場になりたい。まだまだ始まったばかりですが、手応えを感じています」

倉持先生のサイト
ママ女医による産後ケア白熱教室
https://synapse.am/contents/monthly/mamajoy

■文/新田草子 写真/寺澤太郎

「joy and……~女医、そしてもうひとりの私~」にご登場いただける女性医師を募集しております。通常のご勤務以外のお仕事をされている方、現在計画中の方のご応募をお待ちしております。
応募方法joy.netパートナーにご登録いただき、ご意見欄に「joy and……取材希望」とお書きください。すでにjoy.netパートナーにご登録されている方は、joy.net編集部にメールをお送りください。こちらからあらためてご連絡いたします。


<関連記事>
新連載】joy and ……
~女医。そして、もうひとりの私~
File 1 糖尿病専門医 原田文子

これからの日本の「出産」と「産後」を変えたい!
新たな境地を開いた産婦人科医・宋美玄先生が思うこと。

お母さんたち、そんなに自分を責めないで。
小児科医ママ・森戸やすみ先生が
360度の視点から伝えたいこと。