83ff63b4 dd52 4c56 91d3 511d0182e08f連載・コラム
2016年12月19日

マンガ:のうげかなう。joy.net支店
第6回 イケメン回診の妙!?

患者さんのテンションをあげてしまう存在――それは、イケメン医師。回診時の患者さんの反応もイケメン医師とそうでないときは差があることもあるようで・・・・・・

第6回 イケメン回診の妙!?


 かなり極端な患者さんの例(※実話です)を描きましたが、ほとんどの患者さんは研修医であろうと上級医であろうと男女関係なく分け隔てなく丁寧に接してくれます。

 しかし患者さん達も人間ですから、かっこいい医師が来るとどうしてもテンションが上がってしまう瞬間があるようです。

私が以前在籍していたとある病院では整形外科のドクターにやたらと爽やかイケメンがそろっていました。看護師や研修医が診察にいくと首や腰の痛み、手足のしびれ等を訴える女性の患者さん達も、整形外科の回診の時だけは見事に症状が軽くなる(もしくは消える)ということで、イケメン療法とかイケメン回診とか呼ばれていました。

 実際に症状が消えたのではなく、その場で言い出せなくなっただけかもしれませんが…。

 また逆に美人な女性医師が男性患者を受け持つと同じことが起こるかというと、男性患者の中には女医さんをナメてかかる人が一定数いますので、必ずしもそうならない事もあるようです(もちろん浮ついた感じになる男性も多いです)。

 まあラフな格好であたふたと下働きをしている研修医よりは、ビシっとした服装で落ち着いているベテランの先生の方がより慕われるのも当然ですから、顔の良さだけの問題でもないのでしょう。

 ただでさえ、入院生活は不安と緊張が大きいもの。頼りなさそうな研修医の姿が患者さんの不安感を増長させてしまうこともあるのかもしれません。
 一方、威厳はまだ兼ね備えていない研修医だからこそ、患者さんも不安や愚痴を吐露できるということもあるでしょう。とはいえ、それに甘んじず、患者さんに安心感をもってもらえる接遇はやっぱり大切。

服装や髪型の清潔感、落ち着いた態度はそれだけで患者さんに安心感を与えうる要素なので、忘れないようにしたいものです。

■作者:赤木 継
某大学病院に勤務する脳神経外科医。2児の父。ライブドアブログ「のうげかなう。」にて、4コマ漫画とエッセイで脳神経外科医の日常を綴っている。


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