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2017年01月13日

恐怖のモンスターペイシェント図鑑。
女医たちの悲鳴を集めました。

医師をしている限り、もはや避けるのが不可能な「モンスターペイシェント」。

医師だから心は鋼、なーんてことはもちろんないわけで、joy.netパートナーの先生方もモンスターな患者さんから日々ダメージをくらっては落ち込んだり、溜まりに溜まった疲れをさらに倍増させてしまったりしているようです。

では早速、パートナーの先生方から寄せられた「驚きの!」でもすごすぎて思わず笑っちゃう(自分が遭遇したらとてもじゃないけど笑えませんが)エピソード、名付けて「モンスターペイシェント図鑑」をご覧あれ。

びっくり仰天!
モンスターペイシェントによる
「捨てゼリフ」&「迷ゼリフ」図鑑

【情報社会の縮図系
モンスターペイシェント】

 

「カルテ開示を請求します!(キリッ)」(小児科)

 

ブログに書いてやるからな〜!!!!!』(科目非公開)

OH! NO!  情報社会の弊害、ここに極まれり(涙)。職業倫理に基づききちんと対応していても、一個人としてはブログに書かれるとか言われるとゾッとするはず。芸能人や有名人じゃなくても、何を書かれているか気になってしまい、ドクターの皆さんも思わず”エゴサ(※)”しちゃう時代が来たということでしょうか……。
※エゴサ/エゴサーチの略。インターネット上で自分の本名などを検索して、自分の評価を確認すること。

【ひたすら呪い系
モンスターペイシェント】

「二度と仕事ができないようにしてやる!」(科目非開示)

 

屋上から飛び降りて謝罪しろっ」(麻酔科)

 

「あんたなんか医者やめちまえ」(科目非開示)

 

「お前に担当されたことが、子供にとって人生最大の不幸だ!!!!」(科目非開示)

 これはもはや呪いや祟りの領域。人は切羽詰まると何を言いだすかわからないとはこのことですね。でも、屋上から飛び降りたらそれこそ謝罪もできませんよー。どうしてこんな発想になるのでしょうか。ああ、摩訶不思議。

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【Vシネでしか見たことない系
モンスターペイシェント】

「オラァァ〜、出たて(卒業したて?)のやつが何をえらそうに。病院の外で待ってるからな!」(産婦人科)

 

「要求する薬を出さないと診察室から出ていかないぞ!」(精神科)

 

金で雇われた医者だからいい加減な治療をしてんだろう」(皮膚科)

 

「警察呼ぶぞ(実際呼んだ)」(神経内科)

おっと、ラ行が全部巻き舌入っちゃうオラオラ攻撃や、金や警察といった少々アウトローな匂いがするジャンルのモンペ様がご登場。「病院の外で待っているからな!」なんて言われたら、さすがに自分一人で帰宅するのは怖くなってしまいますよね(涙)。ちなみに「診察室から出ていかないぞ!」の方は、実際に籠城したそうです。警備員さ〜〜ん!

【どうしようもできないよ〜系
モンスターペイシェント】

「先生はこの病気になったことがないから、私の気持ちがわかってないっ!」(内科)

 

子供は受験生、熱をとっとと下げて欲しい。先生は医学部に受かってていい気なもんだ」(科目非開示)

 

「ハワイ在住だから、お薬一年分ください」(泌尿器科)

医師としては病気になった人の気持ちがわからないと言われるのはなかなかのボディブローなはず。また、受験の緊迫した状況を考えると学生さんも親御さんも必死なのはわかります。気持ちはわかるけれどもどうしてあげようもないんですと思わず医師もしょんぼりしてしまう系のモンペスタイルです。

医学部合格にいいがかりをつけ始めるあたりが、THEモンスターペイシェントさま。お薬一年分はまるで懸賞の景品みたいなかる〜い言い方ですが、言い方がライトならごねてもいいかというと、そこはやはりダメなものはダメでどうしようもできません。

院内ポリスが伝授する モンスターペイシェント対策

【番外編】

 

「糖尿病の管理目的で入院された方が罵声浴びせて来たり、蹴ってきたり。そんな最中に『間食してませんよ〜!』とニッコリ笑ったその患者さんの歯にバッチリ青のりがっ!!!!!」(放射線科)

 

「元大学教授という受診者。自分の経歴や自慢話を散々し、話を切ろうとしても無視。さらに乳首が痛いから診察しろと言われて触診すると、怪しい反応……。あげくにセクハラ発言を繰り返し、途中医療スタッフが診察室に来てくれて助け船を出してくれたが、逆ギレし診察室から追い出し二人きりにされた。やっとのことで帰ってもらおうとしたら、最後に手を握られてしばらく気分が悪かった」(内科)

ここまでくると、もうバカバカしくて怒る気にもならない!?  とはいえ、現場に居合わせたら、そんなこと言っている場合ではないのは間違いなし。ああ、医者って、本当に理不尽で大変なことばかり!!

最近はモンスターペイシェントが増えたというより、ご家族揃って苦情や文句を言ってくるというパターンが増えた(眼科)」というご指摘も。実際、上記のアンケートでもご家族の方による事例が多く見られました。高齢社会が進む中で、本人はさておき家族の方が大暴れすると言った事態も多いようです

 医師に医療に集中してもらうためにも、お互いに思いやりのあるやりとりをし合えるのがいいのでしょうが、大切な家族の一大事で頭は真っ白になってしまうというのがモンスターな家族の言い分なのかもしれません。

が、やっぱり医者って大変です。
だってこんな理不尽なこと、あります!?

文/田中祐子

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(姉妹サイト「HEALTHCARE Biz」より)

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