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2017年08月30日

女医が働きやすそうな科、第1位は皮膚科。
アンケートから見えた科目別キャラ診断。

 科目を選ぶポイントは“やりがい”だけではなく、結婚、出産といったライフイベントとの兼ね合い、働きやすさを左右する人間関係などが大切な要素。そこでjoynetパートナーの先生方に実際に働いてみた印象、ギャップ、他科のイメージなど、ホントのところをうかがってみました。

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うちの科のイイとこ自慢、意外なギャップ

「自分の選択は間違っていなかった!」と胸をはれるワタシの科のいい面、反対にイメージとは違ったギャップについて聞いてみました。

\うちの科、自慢しちゃいます/

皮膚科
「QOL重視志向で女医には働きやすい環境」

救急 

「アクティブでアウトドア好きな人が多いです。短時間で決断を下すことを強いられる科なので、頭の回転が速く機転の利く人、さっぱりしていて根に持たない人が多いです。私自身がそうなのかはわかりませんが」

産婦人科
「お産はテンションがあがる。その影響か明るくてお祭り好きな人が多い」

放射線科

「いわゆるイクメン(子に対するオタク? 笑)になる率が高い。割と仕事のオンオフがはっきりしているため、育児に参加しやすいのかも知れません」

 

\意外なギャップ/

内科

「アットホームで人間味のある人が多いイメージだったが、かなりドライな精神の持ち主が多いこと」

腎臓内科

男性は総じておとなしく、あまり楽しくお喋りできる方がいなかったです。女医同士は毎日女子会のノリで楽しい医局ライフでした!」

総合内科

「専門分業されるため、複雑な症例の担当になることが多い」

 アンケート結果によると「科目を選ぶ際にメンバーのキャラクター、雰囲気が決め手のひとつになった」という回答が多い傾向にありました。やはり働く環境は重要なファクターなんですね。「実際に働いてみてギャップがあった」という方は少数派で、医大生、研修医時代のファーストインプレッションとのズレはあまりない様子。

女医が働きやすそうな科はどこ?

結婚、出産を考慮に入れたキャリアを考えたときに「働きやすそうな科」を挙げるとすれば? その答えは……

1位 皮膚科 33%
2位 眼科 14%
2位 麻酔科 14%
4位 病理科 11%
5位以下 精神科、小児科、内分泌科、放射線科、消化器内科

 

皮膚科でしょうか。ERからコンサルトすることは稀ですから、夜間、週末、祭日に呼び出されることはないと思います」(救急)

 

眼科ワークシェアが広がってきておりパートタイムでも働ける口があるので」(放射線)

 

麻酔科。ヘルプもあり同期は子育てを両立できている」(泌尿器科)

 

病理や放射線科働く場所や時間を選べるし専門性が高いため重宝されそう」(内科)

 

病理。主導権が持てる。“忙しい”といわれても依頼科は引き下がるしかないから」(科目非公開)

 

精神科。ゆるい。いろんなドクターがいて、多様性を認める寛容さがある(小児科はもっと全員に同じ勤勉さを求める画一的な雰囲気がある)」(小児科)

 予想通り、トップは皮膚科! 日本医師会が2014年に公開した『女性医師がいきいきと仕事を続けていくために』の資料によると「診療科別男女別医師割合」において女性医師割合の1位が皮膚科43.8%、2位が眼科37.5%、小児科33.7%。今回のアンケート結果(1位 皮膚科、2位 眼科)と見事に合致していました。やはり理由は、夜間の呼び出しといった緊急性が少なく、時間コントロールがしやすいのが大きい。麻酔科、病理といった“独立型医師”も自分ペースで仕事ができそうなのが魅力。

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何かとハラタツ科はここ!

 科目が違えばそれはもう別世界。思考性、価値観がまるで異なるといわれています。コンサルトなどで他科との連携をするなかで、怒りの沸点が超えた他科の医師、エピソードを紹介。

脳外科。人を見下しすぎている」(内科)

 

心臓血管外科。確かに大変な科だけどそんなに偉そうにしなくてもいいのに。。学生イジメが過ぎてて、例に漏れず学生時代に私も被害にあい、眠れず帰してもらえず、精神的に追い込まれた」(内科)

循環器。とにかく他科の医師を馬鹿にする」(科目非公開)

腹部外科はオラオラ系が多い。研修医のとき“熱なんか出すな!バファリンを噛み砕いてろ”と言われた」(科目非公開)

 

婦人科 乳腺外科の女医は子育ても大雑把」(内科 呼吸器アレルギー科)

 

内科の先生は嫌味ったらしい。少し意見いうと“かわいげないねー、エッチも絶対まぐろでしょ”とセクハラ。死ねと思った」(泌尿器科)

 

血液内科に“リンパ腫の診断が疑われるので診てほしい”と頼んだら、リンパ節を生検してもしリンパ腫だったらコンサルトしてくれと言われた。“たくさんリンパ節がゴロゴロ腫れてるし、どこを取るのが適切か分からないので診察してほしい、せめてデータをみてほしい”と言ったら、先生たちが診るのと変わりませんよと言われた。プライドのなさに唖然。その血液内科には同じようにやる気ないエピソードが山ほど」(神経内科)

アンケート『発表!女医たちに聞く「科目イメージ」』にもあったように、脳外科、循環器系の先生はプライドが超絶に高く完全に“上から目線”。圧が強すぎるのにイラつくものの、血液内科の先生のエピソードのようにやる気度がマイナスで、のれんに腕押しなのもゲンナリしますよね。

「尊敬してます」と伝えたい他科の先生たち

女医たちがお手本にしたい尊敬するドクターのエピソード。どんなに忙しくても冷静さ、患者へのホスピタリティを失わない。そんなひたむきな姿にこそ学ぶことが多いのです。

緩和ケアの先生方は、とにかく患者さんにやさしく、そして困ってる主治医(私)にも丁寧な対応」(科目非公開)

 

産婦人科の胎児ドックの先生。妊婦の自分の不安をとてもよく汲み取ってくれ、専門家としての意見をくれた」(小児科)

 

児童精神科。ご自身が先天性の病気で外見上コンプレックスと内臓の病気を複数抱えながら苦労されてきた方。本物の強さと温かさがある方。かっこいい」(小児科)

 

小児科の先生で、産後に子供の異常が検出されて不安におしつぶされそうなお母さんに、明るく自信をもって病気の説明をしていた。あの明るいオーラで、お母さんが立ち直っていったのが見えた」(神経内科)

緩和ケア、胎児ドックなどセンシティブな科での患者さんの接し方は、すべてを受け入れ包み込む宗教家の域に入っているのかもしれません。また、ハラタツ科の上位だった脳外科の中にもやさしい先生が!→「休日夜間にに連絡しても、嫌な顔せず“先生連絡してくれてありがとう”といってくださる脳外科の先生」(科目非公開)。科目のイメージ(脳外科=えらそう)だけで判断するのは禁物ですね。

転科するならどこがいい?

 自分の科には概ね満足しているけど、興味がある、やってみたい科について質問してみました。

放射線科手に職!って感じがする」(科目非公開)

 

皮膚科。美容整形のミニオペをやってみたい」(科目非公開)

美容皮膚科! 自分のシミが増え、皺が増え、興味の対象となりました」(放射線科)

 

「救急から変わる気はありませんが、強いて言うなら新生児医療(NICU)でしょうか。救急に行く前は小児科におり、NICUを真剣に考えていました。コントロールがきいた雰囲気が好きでした」(救急)

 

消化器外科。元々迷っていたがライフワークバランスが難しそうと思って諦めたが、今の科でもその点では結局同じだった」(泌尿器科)

 

小児科(小児神経)。もともと小児神経をやりたかったが、断念していた。しかし子供を授かって子供が身近になると、ますます興味がわいた

“シミが気になって”“子どもができたから”など、自身の生活の延長線上で芽生えた“もう少し学びたい”というモチベーション! さすが根っからの勉強家である女医らしい思いなんですね。なかには「麻酔科に行ってみたい。患者さんと話さなくてすむから」(産婦人科)という自分の内向き思考に気づいた先生もいらっしゃいました。

その科目にいるから性格が作られるのか、もともとの資質が科目に引っ張られるのか、ニワトリとタマゴの論理で因果関係はわかりませんが、先生方の個性で彩られた科目のキャラを知っておくと、人間関係がスムーズに行くはずです!

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