
目指せ愛され女医!徹底時短メイク大研究
当直や不規則な勤務時間、どうせマスクで顔の半分は隠れるし、メイクする意味ある?メイクしすぎると患者さんからの印象が悪くなるんじゃ…?
joy.netが行ったスキンケア・メイクに関するアンケートでも、メイクするなら極力ナチュラル、むしろノーメイク!という人が多いことがわかりました。一方で、本当はメイクを楽しみたい!オフはメイクで気分転換したい!という意見も。メイクは顔立ちをキレイに見せるだけでなく、その人の印象をとても左右するもの。医者としての信頼感、安心感、清潔感がメイクによってプラスされることだってあるのです。
そこで今回は、元資生堂トップメーキャップクリエーター小林浩二先生に、“愛され女医メイク”を教えていただきました。同僚、患者さん、誰からも好印象な“ナチュラルかつきちんとしたメイク”であること、そして、徹底的に時短!をコンセプトに、基本のメイク術、お直しメイクをご紹介します。
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10分でできる基本の女医メイク
朝メイクにかけられる時間は10分!という複数の女医からの証言が…。ファンデーションまでにいろいろ工程がありそうでその時点で無理だと思っていませんか?
今回使用するのは色付きのベースとパウダーのみ。色付きのベースはBBクリーム、CCクリームなどでも。大体の商品はUVカット仕様になっているため日焼け止めを塗る必要はありません。
パウダーは塗りやすく持ち歩きやすいもの、パフが付いているものがいいでしょう。さらっと仕上がり、マスクをした際の化粧浮きを減らせる上、埃を防ぐ目的もあります。
アイブローは髪の色に合わせるのが鉄則。普段からカットして整えておくと、足りない部分を補うだけなので楽チンです。
<ベース>
最初から均一に塗らないのがポイント。まず頬に乗せ、指の腹を使って外側にらせんを描くように伸ばします。
毛穴が気になるところは丁寧にぬりこみます。
<パウダー>
ベースを剥がさないように、パウダーでやさしく押さえていきます。小鼻や目の周りなど細かいところまできちんと押さえましょう。
パウダーファンデーションより軽い仕上がりの“プレストパウダー”が便利です。お直しにも活用できるのでぜひ。
※ お肌をちゃんとカバーしたい人はファンデーションを使用しても。
ファンデーションの前もベースで肌の凹凸は整えましょう。
<アイブロー>
ペンシルはきちんとした印象、パウダーはふんわりした印象に。また、太眉は安定感、きっちり感を与え、細眉は強そうで尖った印象を与えます。心の状態や性格が表れる部分です。どう見られたいかに合わせて形を決めるのもいいでしょう。
<チーク>
自然な血色に見えるものを選びましょう。はっきりした色は個性が強く出すぎるため、女医さんにはコーラル系のピンクやオレンジがおすすめ。マスクでほぼ隠れるとはいえ、ぱっと明るい印象になるのでチークはぜひのせましょう。
のせる場所は頬骨が起点。そこから上に広げると“かわいい系”、下に広げると“モード系”になります。
<リップ>
できればブラシで輪郭を引いてから、お好きなカラーを楽しみましょう。
<アイメイク>
時間があればぜひ、アイメイクで目ヂカラを。アイラインは時間もかかる上主張しすぎるので、マスカラ(またはマツエク)のみでいいでしょう。アイカラーを加えるとしたらブラウン系がおすすめ。クリームシャドーでツヤを出してからのせると効果的です。
たった5分でできるお直しメイク
メイクのお直しはティッシュと乳液で完結!まずティッシュに大きめパール大の乳液を取り、ファンデーションとなじませていきます。え?と思うかもしれませんが、気にせずくるくると。浮いたファンデーションをティッシュでオフした後、パフを使ってプレストパウダーをのせてお直し完了。
乳液の適度な油分がよれたメイクのクレンジングの役割を果たしつつ、同時に保湿効果も。小鼻や鼻の下は少し丁寧にくるくるすると効果的です。もちろんこれはあくまでお直し。1日の終わりにはきちんとクレンジングしてください。
いかがでしたか?仕事終わりや休日はぜひアイメイクやリップの色で気分転換してみてください。マスクをしない日のリップにはリップグロスもおすすめです。パウダーもラメ入りやカラー入りなどたくさんあります。季節や気分の応じて使い分けてるのもいいですね。
最後に、愛され女医のポーチには最低限以下のものを。
・パウダー
・アイブロー
・リップ
・リップグロス
・マスカラ
・油とり紙(ティッシュでも可)
そしてなんと、joy.net初オフラインイベント「毎日頑張る女医必見!簡単綺麗メイクアップ&スキンケア講座」にて、小林先生によるメイク講座を開催します。残席わずか。気になる方は、ぜひこちらよりお申込みください。また、当日の様子は後日SNS等でレポートしますのでお楽しみに!
モデル/なつこ先生(耳鼻咽喉科医)
メイク指導/小林浩二
撮影場所/株式会社エムステージ
撮影・岡本賢/文・ふるたゆうこ
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東大病院乳腺・内分泌外科 分田貴子医師。