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2015年09月25日

女性医師たちに聞いてみた-
ちょっと気になる、となりの診療科。

普段、紹介状を書くことはあっても、症例的に関わりが少ない科など、なかなか他の科の仕事、そこで働く医師たちのことを知る機会がありません。そこで、今回は「ちょっと気になる、となりの診療科」というテーマで、他科のこんなところに興味がある、ここが羨ましいという話を聞いてみました。

ダントツ!美容皮膚科、美容形成外科に羨望の声

「美容形成やアンチエイジングなど。自分にもやってみたい。(一般内科)」

 

「アンチエイジングに興味があり、実際美容レーザーなどを受けてその効果を実感しているから。美容皮膚科の先生は、自分で出来るしお金もかからないから羨ましい。(一般内科)」

 

「皮膚科、美容外科 シミ・ほくろの除去や脱毛などが気軽にできそうで羨ましい。(産婦人科)」

女性ならではです。(…実際、どうなんでしょうか。)

皮膚科、形成外科の女性医師は肌がきれいだとよく言われます。「ドクターズコスメ」と銘打った化粧品が人気なのも納得です。自分に施術できる(できそう)ことで、他科の医師から羨ましいと思われている科目です。

家庭との両立ができて羨ましい!

「皮膚科:夜呼ばれることがないのが羨ましい。(科目非開示)」

 

「放射線科:在宅で読影の仕事ができるから。(皮膚科)」

 

「麻酔科:選択肢が多いので、子持ちでも強気で行ける。(科目非開示)」

緊急、救急がない(少ない)科は家庭との両立ができそう、ということで憧れ票が集まりました。(…実際、どうなんでしょうか。)

一方で、家庭との両立を優先させている放射線科医師からは、「小児科:理想とする小児科医は家庭との両立が困難なので諦めました。子どもを救えるのは羨ましい。」との意見も。何を優先させるか。働く女性にとっては切っても切り離せないテーマで、選択できる数が限られているだけに、自分が諦めた選択肢はいつまでたっても輝いてみえるものです。

プロフェッショナル性に憧れ。

死に直結しにくい眼科、緊急性の低い眼科、という意見と同じくらい頻出したのが、この科はすごい!という尊敬の念。

「内科:スタンダードな診断ができる。(麻酔科)」

 

「精神科:ストレスの多い現代社会において非常に重要な学問だと思う。機会があれば本格的に勉強したい。(科目非開示)」

 

「麻酔科:医師としての手技がひととおりできるようになるから。(内科)」

自身の専門性をひたすら極めていく中で、となりの科のキラキラ部分はどうしても気になります。若いころは手技や症例をどれだけこなすかに夢中になっていても、家庭を持ったり状況が変わると優先順位が変わります。ですが、一般企業のように営業部から人事部に異動する、みたいな変わり身の術はなかなか通用しないのも現実。

「専門は糖尿病内科でしたが、自分が妊娠出産を経験し、産科の先生は本当に素晴らしいと感じました。担当の先生に、『生まれ変わったら産科の先生になりたい』と言ったら、『今からでも産科にどうぞ』と言われ、妊娠糖尿病外来を受け持つことに。元気な赤ちゃんご出産のためのお手伝いができ、また、可愛い赤ちゃんと対面でき、仕事でありながらとても幸せな時間です。(内分泌科)」

専門性が他科で生かせる場合に、このような例もありました。また、別のアンケートでも、『今でも船医になりたいから調べている』『海外勤務をしてみたい』という声もあり、情報感度は高いことがうかがえました。

仕事の内容は診療科によって違いますが、結婚、出産、育児、介護などのイベントと両立しながら女性医師を続けていくのは同じ立場。両立が難しいと言われる科のドクターがどうやってそれを実現させているのか。忙しい業務をこなしながら美しく保てる秘訣は何か。知恵や知見を共有していける場があれば、より女性医師を楽しめるのかもしれません。


文・ふるたゆうこ

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