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2018年01月26日

”ひいちゃう”脳外科医
【連載マンガ:のうげかなう。joy.net支店 第15回】 

どこの病院にも必ずいる(!?)「もってる医師」。急患ひいちゃう医師、いますよね。そんな当事者たち、ゲンナリ我が身の「引きの強さ(弱さ?)」を憂いつつも、どこかそれだけでもなさそうな。。。脳外科医・赤木Drの見解は!?

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第15回 ”ひいちゃう”脳外科医



私も今年は初詣に行きましたが普通に家族の健康を祈ってきました。皆さんは何をお祈りしましたか?

私のいる脳外科では毎年だいたい年末年始に急患ラッシュで鬼のように忙しい日が1日~2日くらい発生します。寒い時期は脳血管系の疾患が起こりやすいのに加え、大晦日や年末は飲みすぎたり深夜/早朝に外出したりと特殊な行動をとることが多いせいでしょうか。

しかも大体同じ先生が忙しい日にあたってしまう傾向にあります。いわゆる「急患ひく先生」「もってる先生」ですね。

昔から急患手術を引き当てまくる先輩の女性医師が初詣で祈ったのはなんと「正月くらい急患来ないでほしい」でした。ちなみにこの前の年の正月も重症の急患の手術で丸一日潰れたそうです。悲惨です。

よく誤解されますが、脳外科は決して「休みが全然ない科」ではありません。意外と暇な時期もあったりします。しかし不規則かつ頻繁に病院に呼び出される性質上、休みの日でも頭のどこかに「いま急患きたらどうしよう…」という思いが残っています。上に描いた女性の先生もおそらくそうだったのでしょう。

しかしこの先生も何だかんだ忙しさに文句を言いながら、いざ手術となると活き活きとしてテンションが上がってしまうすごい人です。結局みんな手術が好きなんですね。

休日に急患で呼ばれるんじゃないかとビクビクしながらも、いったん呼び出されれば活き活きした感じになって病院に駆けつける……あるいは、急患を目の前に武者震いをしている(やや不謹慎ですが)……

そういう生き方が好きな人は脳外科向きです。「女性だから」とか「体力ないから」とかはあまり関係なく、必要なのは「常在戦場」のような空気に耐えうる性格だけだと思います。手術自体は実際にやってみると誰でも結構やりがいを感じて好きになれるものですので。

どこかブラック職場礼賛と勧誘のような記事になってしまいましたが、私自身はなるべく仕事もプライベートも大事にしたい派の脳外科医です。節目節目の行事の時くらいは「仕事脳」もお休みにしたいものですね。

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■作者:赤木 継
某大学病院に勤務する脳神経外科医。2児の父。ライブドアブログ「のうげかなう。」にて、4コマ漫画とエッセイで脳神経外科医の日常を綴っている。 

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