
外科系女医の思い切りの良さ!【連載マンガ:のうげかなう。joy.net支店 第17回】
外科系女医が断捨離したら・・・。
脳外科医・赤木Drが目の当たりにした驚愕のエピソードとは!?
実際に「普段は病院の仮眠室に泊まり込んでときどきホテルに帰ってゆっくり休む生活」をした場合の金銭的なシミュレーションもしておられました。実行はしなかったようですが・・・。
私も独身時代は稀にしか自炊をしていませんでしたが、フライパンや鍋、包丁なんかは何となく捨てもせず使いもせずキッチンにしまいこんでいました。使う頻度が低くても、何となく捨てづらい部類のものですよね。
なので先輩の女性脳外科医から「全部すてた」という話を聞いた時、思い切りの良さと実行力に驚きを隠せませんでした(ちなみに今ではご結婚なさっていて、再び料理もされているそうです)。
脳外科の女性医師というか外科系の女性医師全体に言えることかもしれませんが、とにかく皆さん思い切りがよく、スパッと割り切った行動をされることが多いという特徴があります。
もちろん例外的な方もいますし、割り切ったように見えても内面ではとても悩んでおられるのかもしれませんが、とにかく気性がさっぱりしていてさばさばした女性が外科系には多いです。
結婚を決めたり、彼氏と別れる決断をしたり、引越し先を決めたり、医局を退局したり…
かなりの人生の節目であっても、決断と行動が非常に早く、周囲から「早まってない?暴走してない?大丈夫?」と心配されることもしばしばです。
手術中にダラダラ迷っていたら危険なので即決するクセが外科系医師に自然と備わるのか、あるいはそういう性格の人が外科系に多く進む傾向にあるのかは分かりませんが…。
脳外科医である私自身も決断は早い方ですが、決めた事に関して後からウジウジ悩むことが多いので、竹を割ったような性格の脳外科女医さんたちがとてもうらやましいです。
■作者:赤木 継
某大学病院に勤務する脳神経外科医。2児の父。ブログ「のうげかなう。」にて、4コマ漫画とエッセイで脳神経外科医の日常を綴っている。
<のうげかなう。joynet支店 バックナンバー>
第16回 来たれ!外科系女医!!
第11回 院内不倫のあれこれ
第10回 脳外科の女医数は世界イチ、ですが……。
第8回 夫婦でモメがちな子供の医療ケア。
第7回 女医が少ない科=有利!?
第6回 イケメン回診の妙!?
第5回 ブラックになりがちな研修医業界
第4回 女性医師を泣かせてしまった・・・