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2018年09月12日

研修医へのレクチャーはSゴコロを携えて/麻酔科医ひつじのワークとライフとその真ん中 ー第29回

S気質の麻酔科医ひつじ先生。研修医へのレクチャーにて、その本領は発揮されるようで・・・。ひつじ流ガンマ計算指導とは!?

研修医や看護師さん向けにレクチャーをしたり、ちょっとした勉強会を依頼されたりすることがあります。

色々なテーマの勉強会を催しますが、わたしが昔から得意とするテーマはいわゆる『ガンマ計算』です。今までこのレクチャーを聴いてやっぱりよく分かんなかったで終わる人はいません!絶対に『ガンマ計算って簡単なんだ〜!』と思わせる自信があります(笑)。

ガンマとは、色んな体格の患者さんに薬を持続投与するときに、それが体重あたりどのくらい投与するかを表す単位として便宜的に使われます。同じ薬を同じ速度で投与しても、50kgの体重の患者さんと100kgの患者さんでは同じ投与量とは言えませんよね。だから『体重あたりの投与速度』として表すのが『ガンマ』というわけです。

ガンマ、と聞いただけで拒否反応を示す研修医たち(研修医だけじゃないかも?)ですが、レクチャーを聴いた後はみんな目がキラキラと輝いてます。

やっぱりガンマ計算が暗算でできると超カッコいいでしょ?
いつもテキパキと指示を出すイケてる先輩ドクターに近づけたよね、いやー、これでデキレジ(=デキるレジデント)になっちゃったね、と言うと、研修医たちが嬉しそうに頷いてモチベーションもアップします。

そういう姿を見るのはわたしも楽しいです。

昔は勉強会という形でなく、適当なメモ用紙にさらさらっと書きながら説明したりしてたんですけど、そうするとみんなそのメモ用紙を大事そうに持って帰ってくれるんですよね。でもそこでちょっとわたしのSゴコロが刺激されて、

「ほら、これでもうガンマ計算なんて完璧でしょ?」
「はい!」
「これからは暗算でできるわね?」
「はい!できます!」
「じゃあこのメモいらないよね〜!

と言ってさっとメモを奪い取り、研修医の慌てる様子を愛でる(笑)。

あ、もしかしてjoynet愛読者の皆さんの中にそんな仕打ちされた記憶のある方います?あらら〜ごめんなさいね〜。

■プロフィール:ひつじ
関東圏の急性期病院で勤務する麻酔科医。卒後13年目の麻酔指導医、集中治療専門医として激務をこなす。一般職の夫と2頭のラブラドールレトリーバーという家族構成。家庭も仕事も両立できるのは、夫の深い理解のおかげと日々感謝。謙虚に仕事に取り組んでいるつもりなのに、何故だかドSキャラ。

ひつじ先生のSゴコロは、こちらの記事でも!
デキる医師に見せるには・・・/麻酔科医ひつじのワークとライフとその真ん中 第9回 

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