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2015年10月22日

医師たちが振り返る「嗚呼、研修医時代」 
――当直続きで3日帰れなくて当たり前! 肉体疲労極まれり編

医師人生のスタート「研修医時代」はドラマに事欠かない。寝れない、帰れない、食べれないのないない尽くしに、初めて実際の医療に携わる緊張と恐怖、先輩たちからの温かくも容赦ない指導と叱責。そして、やたらと強固になる同期との絆。そこで、Joy.netパートナーの女性医師たちに「研修医時代の思い出」アンケートを実施。「辛すぎて思い出したくもない」との声もありながら、息が詰まるほどリアルでドラマティックな回答が殺到しました。その中から今回は、厳しすぎる労働環境からくる肉体疲労にまつわるエピソードを一挙ご紹介します。

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睡眠が取れずに人格崩壊寸前!?

まずは定番、睡眠時間を取れなかったエピソードたち。

3日間連続勤務した時はさすがに辛くて朦朧としていた。(麻酔科)

 

連日の緊急手術、急変の呼び出し。睡眠時間4時間が続き、人格もおかしくなりそうだった。(内科)

 

研修医で回すER当直と、研修先の科の当直が別個だったので、ER→循環器の当直が2連直になってしまったことがあった。男子よりも当直をこなす体力はあるほうだったけれど、さすがに寝られない当直が2日続くと眠かった。20代だったからできたかも。(放射線科)

 

心臓血管外科ローテート時代、手術日は自主当直が義務付けられていました。9時から23時のオペに入り、夜間ICUに張り付いて、次の日は病棟業務と手術記録、その晩救急当直で…56時間働き続けたことがありました…。自主当直も救急当直も当直代は出ない病院だったので、身も心も疲弊しました。(緩和ケア)

寝れない勤務が続くということは、当然家にも帰れないわけで・・・「まる2、3日、家に帰れず、ぶっ続けで働いた。(循環器内科)」「1か月以上、ほぼお風呂に入るくらいしか自宅に帰れなかったときは大変でした。(内科)」といった声も多数。そして、家に帰れないということは、当然こんな影響もあり・・・・・・

2週間CCUにかんづめ。家に帰ったら、洗濯物にカビが生えていた。(内科)

 

救命センター配属のとき、14連当直がきつかった。家の電気代がかからなかった。(小児科)

あまりの電気消費量のなさに、電力会社の人が生存確認に来たのではないかと心配です。

食べ物の恨みは恐ろしい!? 食事もとれなかった思い出

麻酔研修中、朝6時から麻酔機の準備、オペにはいってから、食事交代があるはずが忘れられ、夜11時まで何も口にせずにひたすら麻酔管理をしていた。(一般内科)

 

当時の紙カルテを書いている手が震えて止まりません。あれ?と考えたら、3日程食事を取っていませんでした。(小児科)

3日絶食とは・・・・・・過酷な勤務へのハンガーストライキとも捉えられるかも!?

研修医あるある筆頭! 誰もが陥るオンコールの呪縛

救急病院敷地内の研修医宿舎に住み込みでの勤務だったため(当時は既婚者以外は強制)24時間、365日オンコール状態で精神的に不安定になった。数百メートル先のコンビニに行くのもものすごく勇気がいることだった。入浴はシャワーで、浴室内にまで院内ピッチを持ち込んで対応していた。(内科)

他にも「院内ピッチが鳴っているような幻聴に悩まされた(外科)」という声も。オンコールの夢を見て、寝言で対応していたことを家族に指摘された先生もいらっしゃるようです。

続いては、ちょっと変わった肉体疲労エピソードのご紹介です。

研修は大学病院だったので、ルート取るのも、IVをするのもポータブルのレントゲンを取るのも、検体提出も研修医の仕事。病棟を離れればすぐコール、外来からもすぐコール。都内の病院であり、建増し建増しで作られた病院だったので、色んな病棟や検査室を行ったり来たり。スマホのアプリ万歩計が毎日2万歩超えてました。(消化器内科)

1日1万歩を目指そうと言われている中、ダブルスコアとは! おかげで体力ついて研修も乗り切れ・・・・・・るというわけではないですかね。

卒業で遠距離になってしまった彼氏(後輩と付き合ってたので向こうはまだ学生)と別れた。すれ違いになった訳ではないけど、喧嘩した時に忙しいし距離もあって会って話せば解決できたこともうまく行かず結局電話でお別れしました。その時は仕事でいっぱいいっぱいで、「あーこれで(彼氏とのゴタゴタという)悩みが一つ減った。」と間違った安心感を持ってしまいました。(麻酔科)

あまりもの肉体疲労が思考回路をも歪ませていてビックリ。それほどまでに研修医時代は過酷であるということなのでしょう。

次回は、研修医時代にきつかった人間関係やミスやピンチ体験についてご紹介してまいります。皆さんからの体験談も引き続き募集中ですので、こちらよりjoy.netパートナーにご登録のうえ、エピソードをお寄せください。

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