D0e933bc 92e8 4276 93dd 026b6f59d0b7連載・コラム
2015年12月04日

新連載スタート!
麻酔科医ひつじのワークとライフとその真ん中 

女性医師コラム、新連載スタートです! 関東圏の急性期病院で働く麻酔科医ひつじ先生が綴る麻酔科女医の日常。仕事のこと、プライベートのこと、その真ん中のこと・・・忙しい日々の中で感じる麻酔科医のホンネを時に真面目に、時に赤裸々に、スパイスを効かせてお届けします!

初めまして。こちらで連載をさせていただくことになりました
麻酔科医のひつじです。宜しくお願い致します。

さて、私はなかなか忙しい総合病院で勤務しています。
年間手術件数約5000件(局所麻酔除く)、夜間コール当番6-7回/月ですが、だいたい予定手術が伸びるか緊急手術が入るかで深夜も働いていることが多いです。食べないと生きていけない...と思い、医局のデスクの引き出しにはおやつがいっぱい入っています(笑)。麻酔業務以外にも、研修医指導、集中治療室業務、看護師講義...、あれ、そういえば深夜の急患くらいしかまともに麻酔してないかも..⁈。

ところで麻酔科医は大抵手術室にこもっています。術前の麻酔インフォームドコンセントのために病棟に行く以外は手術室。手術室の肌寒い気温に身体がすっかり慣れて、白衣を着て病棟ウロウロするのが暑い(笑)。ですので外来ブース、検査室の方は完全アウェイです。ときにおやつの仕入れに売店にいく道すがら、患者さんに検査室の場所を聞かれてもお答えできないこともしばしばです。もう5年もこの病院にいるのになぁ。先日はICUで患者さんを診ていたら、
「先生!CT撮りに行った患者さんの呼吸が止まっちゃって‼︎」と緊急コール。
えっ?!まじ行く行く‼︎ってだーっと走り出すもピタッと止まって振り返り、
「そうだ!CT室ってどこ?」なんて本当の話。

でも手術室ではイイ仕事してますよ! 今は患者さん一人一人の合併症や手術の内容に最適な、オーダーメイドな麻酔管理をするのが当たり前。ハイリスクな患者さんの麻酔をまるでリスクがないみたいな涼しい顔でこなし、麻酔から覚醒した患者さんはどんな大きな手術でも信じられないくらいケロっとして痛みもない。ここで一言、「わたしの麻酔って完璧だわ…。」

昼夜がっつり働いていてもなんとなく仕事もプライベートも充実してる、そんな日常を少しずつ書いてみたいと思っています。

■プロフィール:ひつじ
関東圏の急性期病院で勤務する麻酔科医。卒後13年目の麻酔指導医、集中治療専門医として激務をこなす。一般職の夫と2頭のラブラドールレトリーバーという家族構成。家庭も仕事も両立できるのは、夫の深い理解のおかげと日々感謝。謙虚に仕事に取り組んでいるつもりなのに、
何故だかドSキャラ。


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