Fc36b7d0 6132 4a5c 9d76 e47902e7753c連載・コラム
2015年12月02日

外科医ママがマンガでメス! 女性医師たちの“あるある”事情 
第4回 「コウノドリ」下屋先生に見る女医あるある

外科医×ママ×マンガ家のさーたりさんによる連載コラム。
女性医師ならではの「あるある」を時に鋭く、時に柔らかくご紹介します。
今回は現在放送中のドラマ「コウノドリ」のあの女医さんについてです。

第4回 「コウノドリ」下屋先生に見る女医あるある

先日joy.netでも話題になっていましたドラマ「コウノドリ」。私も原作を読み、ドラマも珍しく毎週欠かさず見ておりますが、自分の出産と重ねたりして、毎回思わず涙…。この記事を書いている時点で第6話まで放送されていますが、まだ見ていない方もぜひ見てほしい!と思える丁寧な作りのドラマです。

主人公は鴻鳥先生という男性医師なのですが、ここはあえて産科の女性医師・下屋先生に注目してみました。

下屋先生は後期研修医。産科唯一の女性のため「女医希望の患者さん」が外来に集中し、非番であろうと呼び出され、先輩には怒られ、患者さんが亡くなると号泣し、医者として自信がついた矢先に担当患者さんが急変したら自分の過失がなかったかと落ち込む。彼氏なし。趣味は一人焼肉。…一人焼肉…こんなかわいいのに一人で焼肉…。いる、きっとどこかの病院に下屋先生はいる…。

第6話では不妊治療・高齢出産に絡んだ話題で、「やっぱり子供は早く作っとくべきだ」と言った救急科の先生に対して啖呵を切る下屋先生と新生児科・新井先生の2人の女性医師。

「社会に出てキャリア積もうと思ったらあっという間に30代」
「女医は子ども産むからあてにならないとか言われるじゃないですか」
「患者さんのお産はたくさんみるのに自分の子どもは作れない、女医たちにはそういう現実もあるんです!」
「産休のあと復帰できない女医も多いもんね…女にはタイムリミットがある」

よくぞ言ってくれました!そして胸が痛い!

原作ではさらに下屋先生に絡んだ大きな問題と、また新しい女性医師が登場しますので「女性医師のリアル」という見方でも楽しめると思います。ドラマ第二期やってくれないかな(気が早い)

■筆者:さーたり
 某大学病院勤務の消化器外科医。2児の母。アメブロブログ「腐女医が行く!!~外科医でママで、こっそりオタク~」にて外科医の日常から子育て日記、腐女医としてのアニメ・漫画へのあくなき情熱を綴っている。

女医あるある募集中!
Joy.netでは、女性医師あるあるネタを募集しております。お寄せいただいたお声からさーたりさんがマンガにされることもあるかも!? ご協力いただける女性医師の先生はこちらよりご登録ください!

コウノドリ 第1巻(モーニングKC)

出産は病気ではない。
だが何かが起こりうるから
産科医は必要なのだ──。
産婦人科医・鴻鳥サクラが
さまざまな問題を抱えた妊婦を助ける、
人間ドラマが描かれた作品。
現在も雑誌『モーニング』で連載中。


関連記事
外科医ママがマンガでメス! 女性医師たちの“あるある”事情 
第3回 「女性医師3分の1の法則」

外科医ママがマンガでメス! 女性医師たちの“あるある”事情 
第2回 「働く女性の新3種の神器」

NICUにいた小さな赤ちゃんが、爆発的な生命力で育つ喜び。
ドラマ『コウノドリ』の医療指導医が語る新生児科の24時間。